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2009年10月 8日

すみのえ超人  Vol.02 「パワフルなつながり超人」 

superman02_01.jpg●下道秀美さん(住之江区コミュニティースペースかべたに/代表)

●お店舗情報:『住之江区コミュニティースペースかべたに』

●エリア:住之江区安立(安立通り商店街)

大阪市住之江区出身。住之江区在住。結婚後、子育ての為大阪を離れるが、家業であるカベタニ洋装店を継ぐ為戻ってくる。母の入院をきっかけに、店舗を「コミュニティスペースかべたに」として再経営。現在は、大阪商工会議所住之江住吉支部女性会(なにわ小町)会長、なにわの伝統野菜「金時人参の会」代表、安立☆ミュージックストリート(AMS)代表も務めている。

 

こんにちは! さて、「すみのえ超人」の第二回目で紹介させていただくのは、安立東通り商店街の「住之江区コミュニティースペースかべたに」を運営なさっている、下道秀美さんです。

下道さんと初めて出会ったのは昨年の夏、安立商店街の夏祭り企画会議の席上でした。そのときの印象は「元気でようしゃべる~。いかにも大阪のおばちゃんやな~」といった様子でただただ圧倒されました。

でも、発言を聞くうちに、下道さんが「商店街をもっと元気にしたいっ!」という強い思いを持っておられることと、実際に商店街を元気づけるための様々な活動をされていることがわかってきました。

私はそんな下道さんがとても魅力的に感じましたし、もっと下道さんのことを知りたいなと思いました。

そんなわけで、今回は下道さんの活動の全貌と元気の源について明らかにしてきました!

 

superman02_02.jpg「始めたきっかけは、母の入院でした」

最初から目標があって始めたのかと思いきや、下道さんがコミュニティースペースを始めたきっかけはお母さまのためだったそうです。お母さまが認知症になり4年間自宅介護を続けておられましたが、階段の上り下りが出来なくなったためお母さまは老人ホームへ入所することに。そこで、以前お母さまが生地屋さんを経営をしていたところを、お母さまが車椅子でも過ごせるように改装し、そして人が集まることが好きな母の想いも引き継いでこのスペースを作ったと語る下道さん。残念ながらお母さまがこのコミュニティースペースへ訪れることは最後までかなわなかったそうですが、そのお母さまへの愛が今に続いているのですね。

 

「パワフルなつながり超人」のつながり

こうして始まったコミュニティースペースかべたには、部屋を貸すことが主な業務内容。地域の人々が会合などのときに会議室として利用するだけでなく、バンドによるミニライブが行われることもあります。人との出会いが多い下道さんに、今までの活動の中で印象的だったことを伺うと、コミュニティースペースの入り口に設置しているブッククロッシング(*下記参照)での出会いを語ってくれました。

ある日一人の女性が本を返しにきました。そのとき、コミュニティースペースにいらっしゃった下道さんの音楽仲間のあるグループとその女性は偶然出会いました。その出会いをきっかけに、今まで音楽に興味のなかったその女性はそのグループの追っかけとなり、とても力になっているそうです。

 

superman02_03.jpgつながりについての素敵なお話をもうひとつ。

安立ミュージックストリートという音楽活動の運営をなさっていた下道さんは、ある音楽グループの人にミュージックストリートの運営を任せてもらえないか、と頼まれました。自分の収益のひとつでもあり、子どもたちのための基金でもあったため迷いました。しかし、子どもたちのために収益金の一部をあげたい気持ちは同じであり、「音楽の運営は音楽をやっている人に!!」と思い、任せることにしました。すると、活動の幅が広がり様々な出会いが増え、一人でやっていたときよりも5倍も10倍も楽しくなったそうです。このことがきっかけで、人と人とがつながっていく様子がとても好きになったのだと語ってくださいました。

 

superman02_04.jpgその他コミュニティースペースかべたにでは、習字や英語教室、会議・料理講習会・歴史の勉強会、はんどめいどぎゃらりー、設置されたレンタルボックスでの委託作品の販売、ブッククロッシング、なにわの伝統野菜の普及と販売など、様々な活動を行っています。今、金時人参の復興にもとても力をいれておられ、「金時人参の会」という集まりの主宰をなさっています。

 

「住之江を音楽の町にしたい!!」

商店街に若い人が通るだけでうれしくなるとおっしゃっていた下道さん。「地域を音楽で活性化したい。『安立に行ったらいつでも音楽が聞けるよ! 演奏できるよ!』そんなことを実現したい!」と語ってくださいました。

 (楽器が出来るからというわけでもないのに、こんなに音楽が好きな理由を尋ねると、実はFM802のヒロ寺平さんの大ファンでその影響なのだそうです。)

安立から住之江に音楽の波を・・・住之江から大阪に音楽の波を・・・

そう語る下道さんは、大げさなことをいっても結局は老後に自分が心地良い町をつくりたいのだと笑ってくださいました。

今では安立ミュージックストリートは、毎月第三金曜日に開催され、文化祭のように準備しているそうです。みなさんもぜひ、おとずれてみてください!

 

様々な人とつながることのうれしさ。普通の大阪のオバちゃんを活動家にさせたのはその気持ちだと感じました。

 

superman02_05.jpgsuperman02_06.jpg<はんどめいどぎゃらりーはこ>

 

一月1000円で一スペース貸し出し中。

お客様などがそれぞれ作った作品を委託販売しています。つながりのひとつです。

 

<ブッククロッシング>

読み終わった本に、BCID番号を記入したステッカーを本に貼り、友達に渡したり、ベンチにおいてきたり、カフェに忘れてきたり。本を手にした人が、本に書かれているBCID番号をBookCrossing.jpのウェブサイトで検索すると、どんな旅をしてきたかが分かります。

現在位置や本の感想(ジャーナル)をウェブサイトで報告して、また本を世界に解き放つ。 そして、本は旅を続けていく…。(ブッククロッシング公式サイト様より。アドレスはこちら→http://bookcrossing.jp)こちらもつながりのきっかけのひとつとなっています。

 

とても素敵な笑顔。 この笑顔でこれからも住之江を明るくつなげていっていただきたいです。

 

■店舗情報

『住之江区コミュニティースペースかべたに』

●〒559-0003 大阪市住之江区安立3-9-30

●TEL/FAX:06-6675-8672

●E-mail:kabetani@lapis.plala.or.jp

●営業時間:10:00~17:00

●定休日:不定休

 

*コミュニティールーム*

・平日………1時間 ¥1,500

・土日祝……1時間 ¥2,000

*貸し切り*

・平日………10:00~17:00/¥10,000

・土日祝……10:00~17:00/¥13,000

*備品(レンタル)*

・机(長・短)…………¥300

・椅子(丸・折りたたみ)…………¥100

・座布団…………¥100